更新世における東南アジアのメガファウナの絶滅 [総説]
Louys et al. (2007) Characteristics of Pleistocene megafauna extinctions in Southeast Asia. Palaeogepgraphy, Palaeoclimatology, Palaeoecology 243:152-173.
更新世における東南アジアのメガファウナの絶滅を取り扱っている総説。Corlett (2007)のBiotropicaの論文と合わせて読むとよい。古生物学の分野でも東南アジアは研究例が少ない場所らしい。更新世後期に棲息していたメガファウナの絶滅の要因としては気候変動と人間の影響が考えられているが、東南アジアでも同じようなことが当てはまる。
対象としているのはArtiodactyla、Carnivora、Primates、Perrisodactyla、Proboscidaeの5グループ。最初に東南アジアの国毎に絶滅種のリストが上げられており、その次に分類群毎に一覧にまとめてあり便利な論文。複数の国で絶滅している種をまとめている表12はわかりやすい。哺乳類の体サイズを扱っているSmith et al. (2004)のAmerican NaturalistとSmith et al. (2003)のEcologyを読む必要あり。
メガファウナとして扱われるサイズは44kg以上という論文(Martin 1984)があるらしいので、それもチェック。ただ、1月のCorlettさんの発表でも取り上げていたが、だんだんメガファウナと言われる哺乳類の体サイズの大きさは小さくなっているらしい。
更新世における東南アジアのメガファウナの絶滅を取り扱っている総説。Corlett (2007)のBiotropicaの論文と合わせて読むとよい。古生物学の分野でも東南アジアは研究例が少ない場所らしい。更新世後期に棲息していたメガファウナの絶滅の要因としては気候変動と人間の影響が考えられているが、東南アジアでも同じようなことが当てはまる。
対象としているのはArtiodactyla、Carnivora、Primates、Perrisodactyla、Proboscidaeの5グループ。最初に東南アジアの国毎に絶滅種のリストが上げられており、その次に分類群毎に一覧にまとめてあり便利な論文。複数の国で絶滅している種をまとめている表12はわかりやすい。哺乳類の体サイズを扱っているSmith et al. (2004)のAmerican NaturalistとSmith et al. (2003)のEcologyを読む必要あり。
メガファウナとして扱われるサイズは44kg以上という論文(Martin 1984)があるらしいので、それもチェック。ただ、1月のCorlettさんの発表でも取り上げていたが、だんだんメガファウナと言われる哺乳類の体サイズの大きさは小さくなっているらしい。
2007-05-26 13:23
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