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タンザニアのげっ歯類3種の繁殖と個体群動態 [原著]

Makundi et al. (2007) Breeding seasonality and population dynamics of three rodent species in the Magamba Forest Reserve, Western Usambara Mountains, north-east Tanzania. African Journal of Ecology 45:17-21.

珍しい西アフリカのげっ歯類の繁殖の季節性と個体群動態を調べている論文。単純に気象データとの関係を見ているだけで、餌資源量などは定量化されていない。2年近く継続調査を行っているけど、捕獲努力は毎月3日間だけで、それほど多くはない。CAPTUREとかで個体数推定を行っているけど、捕獲努力量がどこにも書かれていないのですけど?

2003年に別の論文を出しているので、それと同じということだろうか?繁殖に着目しているので、オスの個体群動態とメスの個体群動態をそれぞれ別のグラフで表示しているのは、当然としても、調査期間が短いし、ただし、げっ歯類を対象とした長期研究の一部らしいので、今後、もっと長期間のデータや別のアプローチの論文が出てくるかもしれない。

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