花の食害 [原著]
McCall & Irwin (2006) Florivory: the interaction of pollination and herbivory. Ecology Letters 9:1351-1365.
花の食害に着目してレビューした論文。葉の食害と同じように花もいろいろと防衛している場合もあるらしい。数は少ないものの、花が食害を被ることによって、適応度が下がる研究例もいくつか知られている。Florivoryという単語自体は学位論文のタイトルとかで使っている人もいるくらいなのだけど、あまり目にした覚えがない。花を食べる動物はかなり多いと思うのだけど、食害としてまとめられていたり、きちんと定量的な評価をしている研究は少ないらしい。
種子食害などと比べるとなんとなく適応度に与える影響は低いような感じもするからか。最初にFlorivoryとHerbivoryの相違点について簡単にまとめてある。基本的には葉の防衛などに使われているのと同じ方法が花でも使われている場合が多いのだけど、きちんと研究されていないということか。ただ、こういった研究は基本的に草本植物を対象としているものが多いので、樹木はまた違うのだろうなあ。
花の食害に着目してレビューした論文。葉の食害と同じように花もいろいろと防衛している場合もあるらしい。数は少ないものの、花が食害を被ることによって、適応度が下がる研究例もいくつか知られている。Florivoryという単語自体は学位論文のタイトルとかで使っている人もいるくらいなのだけど、あまり目にした覚えがない。花を食べる動物はかなり多いと思うのだけど、食害としてまとめられていたり、きちんと定量的な評価をしている研究は少ないらしい。
種子食害などと比べるとなんとなく適応度に与える影響は低いような感じもするからか。最初にFlorivoryとHerbivoryの相違点について簡単にまとめてある。基本的には葉の防衛などに使われているのと同じ方法が花でも使われている場合が多いのだけど、きちんと研究されていないということか。ただ、こういった研究は基本的に草本植物を対象としているものが多いので、樹木はまた違うのだろうなあ。
2006-12-06 08:35
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