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小型哺乳類へのマホガニー伐採の影響 [原著]

Lambert et al. (2005) Effects of mahogany (Swietenia macrophylla) logging on small mammal communities, habitat structure, and seed predation in the southeastern Amazon Basin. Forest Ecology and Management 206:381-393.

新熱帯で小型哺乳類へのマホガニー伐採の影響を調べた論文。学位論文の内容らしい。調査努力量が29,500 trap-nightと半端でない数字。プロットあたり500trap-nightが基本ラインだが、一箇所は雨季には調査ができなかったため、30,000ではないらしい。図表がやたらと大きいのはデータ数が多いだけにどうしようもないのか。新熱帯の小型哺乳類の論文までは読む時間がなかなかないので、引用文献はざっと目を通しておく価値がありそう。

伐採林プロットと天然林プロットで種子捕食を評価するためにSwietenia macrophyllaの種子とピーナッツを設置している。昆虫相を評価するために粘着性のトラップを用いている点はタイでも使えないだろうか?ハエとりリボンのようなものだろうか?結果としては、低レベルの伐採が行われている限りではあまり小型哺乳類には影響が出ておらず、これまでに報告されている傾向とは若干異なっている。

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