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シチヘンゲの種子食害 [原著]

Vivian-Smith et al. (2006) Lantana camara and the fruit- and seed-damaging fly, Ophiomyia lantanae (Agromyzidae): Seed predator, recruitment promoter or dispersal disrupter? Biological Control 36:247-256.

Lantana camaraはカオヤイの道端でも普通に見られる植物だけど、森の中では見たことがないし、テナガザルチームのLTERサイトのかなり大きなギャップでも入ってきていないそうだから、居間のところ道端植物ということか。宿舎周辺の道路際には非常に多かった。さて、こんな話がBiological Conservationに掲載されるのかと思っていましたが、Biological Controlでしたか。

種子サイズ、発芽率、などいくつかの測定項目をピンクタイプとPERタイプと2つのタイプで比較しているが、そのタイプ間での違いがかなり大きい。虫害による影響もあるが、思ったほど顕著ではない。ただ、果実の消失率の低下速度は虫害によりかなり影響を受けている。カオヤイではヒヨドリ類が食べているのを見たことがあるが、あまりまじめに観察したことはない。いつでも花があるような気がするが、果実の時期は限られているような気がする。それ程果実の消失速度が速いのか、単純に見えていないだけなのか?

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