生態学雑誌におけるリジェクト率とIF [原著]
Aarssen et al. (2008) Bang for your buck: rejection rates and impact factors in ecological journals. The Open Ecology Journal 1:14-19.
直訳すれば、支払った金額に見合う価値というタイトルの論文。研究成果を論文として投稿する時に雑誌を選ぶ基準の一つとしてIFがあり、それについて論じた論文は多い。IFとリジェクト率の関連性を調べている点が新しい。
Web of Scienceに掲載されているEcology分野の論文107誌の編集長にメールでリジェクト率を質問している。リジェクト率を教えてくれた60誌を対象として解析を行っている。リジェクト率を教えてくれた雑誌とそうでない雑誌の平均IFは統計的には差がない。リジェクト率はすべての雑誌で公表しているのかと思っていたけど、そうでもないらしい。
IFが1を超えるくらいの雑誌なら、リジェクト率はどれも7割程度くらいだと思い込んでいたけど、そうでもないらしい。同程度のIFでもリジェクト率はかなりのばらつきを示す。ただ、著者たちも指摘しているようにいずれの数値も年変動するし、編集体制の変更などでも変動するパラメータ。やはり自分の載せたい雑誌に投稿し続けることになりそう。
直訳すれば、支払った金額に見合う価値というタイトルの論文。研究成果を論文として投稿する時に雑誌を選ぶ基準の一つとしてIFがあり、それについて論じた論文は多い。IFとリジェクト率の関連性を調べている点が新しい。
Web of Scienceに掲載されているEcology分野の論文107誌の編集長にメールでリジェクト率を質問している。リジェクト率を教えてくれた60誌を対象として解析を行っている。リジェクト率を教えてくれた雑誌とそうでない雑誌の平均IFは統計的には差がない。リジェクト率はすべての雑誌で公表しているのかと思っていたけど、そうでもないらしい。
IFが1を超えるくらいの雑誌なら、リジェクト率はどれも7割程度くらいだと思い込んでいたけど、そうでもないらしい。同程度のIFでもリジェクト率はかなりのばらつきを示す。ただ、著者たちも指摘しているようにいずれの数値も年変動するし、編集体制の変更などでも変動するパラメータ。やはり自分の載せたい雑誌に投稿し続けることになりそう。
2009-04-18 20:39
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