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オウム類の商業取引の影響 [原著]

Pain et al. (2006) Impact on nest take and nesting success of parrots in Africa, Asia and Australasia. Animal Conservation 9:322-330.

オウム類の商業取引の影響を調べているのだけど、よくここまで情報が集まるものだ。peer-review journalだけではなくgrey literatureの情報も収集している。

毎年20万羽ものオウム類が取引されているとは知りませんでした。しかもUSAへの取引はUS Wild Bird Conservation Act以降、急激に減少して、現在の商業取引の大部分はEUらしい。ただ、これは原産地からの取引だから、いったんEUなどを通してUSAへの取引などは増えたりしていないのだろうか?

結局、CITESの1種に掲載されている種でも、まだまだ商業取引が続けられている場合もあるらしい。オウム類をペットとして飼うのは日本でも多いからなあ。その点、サイチョウは大型であるがゆえにましなのかもしれない。
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