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周期ゼミを利用する鳥類 [原著]

Koenig & Liebhold (2005) Effects of periodical cicada emergences on abundance and synchrony of avian populations. Ecology 86:1873-1882.

周期ゼミとそれを餌資源として利用する鳥類の個体数の関係を調べた論文。引用文献を見る限りでは、著者は主に鳥類の調査がメインらしい。この論文そのものよりも論文中に引用されている周期ゼミがその生態系に及ぼす様々な影響についての論文の方が面白そう。

周期ゼミって、有名な割には、その捕食動物との関連が意外と調べられていないことが驚いた。まあ13年とか17年周期なので、たまたまその年に当たらないと、仕事にならないからなあ。予測ができる点で一斉開花とは違うけど、それ以上に間隔が長いだけになかなか継続した研究をするのは難しいか?

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