Attalea maripaの種子食害

Salm (2006) Invertebrate and vertebrate seed predation in the Amazonian palm Attalea maripa. Biotropica 38:558-560.

Biotropica年6回発行に変わったのか。となると、Journal of Tropical Ecologyと変わらんから、投稿する人も増えてくるか。南米ではこの属のヤシの研究が多く、種子散布のシステムとして面白いのだろう。個体数もそれなりにあるようだし。

結果としては新しい点はなく、虫害の影響は密度依存で強く効いてくるのだけど、距離依存ではない点。いわゆるジェネラリストっぽく作用するアグーチやリスの影響は昆虫と比べると非常に小さい。